新拠点を設立
資生堂が2月7日、基礎研究の新拠点として大阪府茨木市にグローバルイノベーションセンター(仮称)の設立を決定したと発表した。
新拠点にはグローバル市場のニーズに的確に応えることができる、高品質なスキンケア化粧品の生産・供給体制を強化する「新・大阪工場」を建設。生産機能を移転していく。
新拠点は元工場のおよそ1.5倍の生産能力を持ち、グローバルサプライチェーンマネジメント構想においてスキンケア化粧品のマザー工場としての役割を担っていく。
サプライチェーンを作る
それだけではなく敷地内に、国内外向けの物流機能と商品の保管・出荷機能を持つ。新拠点の投資額は約400億円としており、2018年度に着工2020年度より稼働する予定だ。
資生堂は「世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニー」を目指しており、現在は中長期戦略「VISION 2020」の実現に向けて取り組んでいく。
今後もマーケティング戦略と連動しながら、生産拠点の特長化や先鋭化を目指していき、グローバルな視点でサプライチェーン戦略の構築を進めていく。
そのためにS&OP(需要予測・供給計画など)システムを導入することにより、市場の動きと統合させ、「必要な時に」「必要なだけ作り」「お客さまへタイムリーにお届けする」という流れを実現する。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
資生堂 ニュースリリース
http://www.shiseidogroup.jp/releimg/2559-j.pdf?rt