まずは職場環境づくり
鹿島建設は、2月3日、建設現場へ女性専用スペース「パウダールーム」の設置について、現在、京急大師線JV工事、外環国分JV工事、外環本線トンネル(南行)東名北JV工事の3現場に導入したことを発表した。
同社は、昨年12月17日、建設業界としては初めて、「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」の「行動宣言」に賛同。女性が働きやすい好環境で、活躍できる会社を目指している。
現場ニーズに合わせた仕様で
パウダールームの設置は、職場環境改善提案を行う「鹿島たんぽぽ活動」の一環。現場の女性たちの意見を反映させた仕様となっているため、使い勝手が良いと大好評だ。
パウダールームには、全身鏡を配置した更衣室や、ヘアメイクもできるプライベートスペース、脱衣スペースのあるシャワールームを設置。
また、監視カメラ配備、カードキー施錠、トイレ内防犯ブザー設置など、セキュリティ対策にも十分配慮した仕様となっている。
全国レベルでパウダールームを展開
国土交通省や日本建設業連合会をはじめとする業界団体では、「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」を共同で策定し、女性倍増に向けた取り組みを推進している。
同社は、女性技術者・技能者の活躍推進を引き続きサポートするため、今後、現場で働く女性たちのニーズに適したパウダールームのパターンを多数用意し、全国の現場に積極的に展開していく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
鹿島建設 プレスリリース
http://www.kajima.co.jp/news/press/201602/