新たな市場開拓へ
住友林業は、2月1日、インド共和国(以下、インド)において木材建材ビジネスを展開するため、現地法人SUMITOMO FORESTRY INDIA PRIVATE LIMITED(以下、SF INDIA)を設立し、営業を開始したことを発表した。
SF INDIAの概要
SF INDIAは、シンガポール住友林業が99%、住友林業が1%を出資し、インド ハルヤナ州グルガオンに設立。
新会社では、建材の輸出入をはじめとし、日本の建材・住宅内装資材をインド国内で流通させるだけではなく、日本の技術や仕組み、サービスなどを提供する計画だ。
また、以前、資本業務提携契約を締結したSpacewood Furnishers Pvt.Ltd.を通して、ドア、家具、システムキッチン他の製造・販売を手掛ける等、在インド関係会社の統括管理、協業推進を行う予定である。
都市部の住宅需要に対応
インドでは近年、急速な都市化が進んでおり、2050年には、都市部の人口が現在の約2倍になると考えられている。
この人口増加に伴って、今後、住宅需要の拡大および、住宅用建材ビジネスの成長が見込まれることから、同社は、インドの地で新たな市場開拓を目指すとともに、現地の住環境・住文化の向上へ貢献していく方針だ。
▼外部リンク
住友林業 ニュースリリース
http://sfc.jp/information/news/2016/