高度な技術提案力で
日揮は、1月28日、バーレーンの国営ガス会社Bahrain National Gas Expansion Company(S.P.C.)より、ガス処理プラントの建設プロジェクトを、約400億円で受注したことを発表した。
なお、今回の受注は、1970年代から継続する顧客との信頼関係をはじめ、同社の先進的な技術提案力とコスト競争力等が、総合的に高い評価を得たとされ、同国の石油・ガス産業の発展に貢献することに高い期待が寄せられている。
プロジェクトの概要
今回受注したプロジェクトは、石油随伴ガスに含まれるLPG、ナフサを回収するプラントを、バーレーンのアワリ地区に建設するものだ。
日揮は、日量350MMSCFDの天然ガス処理プラントに係わる設計、機材調達、建設工事および試運転(EPCC)役務を担当し、2018年9月の完成を目指して、遂行。
なお、新プラントにて回収したこれら高付加価値な石油成分は、製品化、輸出される計画である。
バーレーンのエネルギー政策を推進
日揮は、これまで、バーレーン向けに数多くの製油所拡張工事や近代化工事等を継続して受注してきた。
同国では、石油精製案件が今後も多く計画されていることから、同社は、更なる受注拡大を目指し、同国の産業発展に貢献していく方針である。
▼外部リンク
日揮 ニュースリリース
http://www.jgc.com/jp/DisplayHtml/view/72