ワンストップサービスを提供
大和ハウスグループの大和リースは、1月26日、和歌山市加太において、同グループ最大の大規模太陽光発電所「DREAM Solar(ドリームソーラー)和歌山市」を建設したことを発表した。
なお、大和ハウス工業が設計と施工を、大和ライフネクストが施設の維持、管理をそれぞれ担当することで、同グループによる再生可能エネルギー事業のワンストップサービスを提供していく方針だ。
新施設の概要
「DREAM Solar 和歌山市」は、敷地面積約35万8,000平方メートル、甲子園球場の約9倍の広さを有する、関西国際空港土砂採取事業跡地に建設された。
太陽電池モジュール容量は、約21MW。年間予想発電電力量は、家庭電力量約4,980世帯相当分の、約2,357万8,000kWhを見込む。
なお、発電した電力は、2月2日より20年間にわたり、関西電力へ全量売電していく計画で、売電金額の3%は、和歌山市内の公園・緑地整備等に活用されるとともに、発電所内に設置された見学スペースでは、環境学習授業等も可能だという。
目指すは計200MW
低炭素社会の実現に向け、大和リースがこれまでに手掛けた太陽光発電所は、国内34カ所、総出力約46.73MWにのぼる。
大和ハウスグループは、今後も再生可能エネルギー資源の有効活用をテーマに掲げ、2018年度までに計200MWの再生可能エネルギーによる発電事業に取り組むかまえだ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
大和リース ニュースリリース
http://www.daiwalease.co.jp/press/160126.pdf