実地試験の合格率は、37.3%
国土交通省は1月19日、1級土木施工管理技術検定試験「実地試験」の合格者を発表した。
昨年10月24日に実施された学科試験には、2万7,547人が受験。得点60%以上が合格ラインとなっており、今年合格したのは1万266人、合格率は37.3%だった。
合格者の半数近くが30代
合格者を年齢別に見ると、30歳~34歳が最も多く23%。次いで35歳~39歳の22.7%、25歳~29歳の19.9%と続いた。
学歴では高等学校卒が最も多く40.5%。次いで大学卒が39.2%、短大・高専卒が9.6%、中学校卒が8.3%となっている。
性別では圧倒的に男性が多く、男性の合格者が94.9%であるのに対し、女性は5.1%にとどまっている。
また、1級土木施工管理技術検定合格者のうち、2級土木施工管理技術検定に合格している人の割合は50.9%だった。
なお平成28年度の1級土木施工管理技術検定試験の日程は、学科試験が7月3日、実地試験が10月2日。受験申込受付期間は4月1日~4月15日までとなっている。
▼外部リンク
国土交通省の報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/common/001116067.pdf
1級土木施工管理技術検定試験 – 一般財団法人全国建設研修センター
http://www.jctc.jp/exam/doboku-1