タンジュンプリオクに建設
三菱日立パワーシステムズは1月7日、三菱商事と現地の建設・エンジニアリング会社と共同で、インドネシアの国営電力会社PT.PLN(Persero)が新設する大規模な天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル発電設備を受注したと発表した。
なおガスタービン・コンバインドサイクル発電設備は、港湾都市タンジュンプリオクに建設される。
このプロジェクトは、インドネシア政府が進める3,500万キロワットの電源整備計画の一つだ。三菱日立パワーシステムズは、ガスタービン・コンバインドサイクル発電設備の主要機器であるM701F4ガスタービン2基、排熱回収ボイラー2基、蒸気タービン1基および付帯設備一式を供給する。
ガスタービン・コンバインドサイクル発電設備
発電機については三菱電機が供給、据付工事はPT.Wasa Mitra Engineering、土建工事は現地企業が担当することになっている。
三菱日立パワーシステムズは2006年にインドネシアにてM701Fガスタービン2基をチレゴンに納入して以来、連続して納入するという実績がある。
ガスタービン・コンバインドサイクル発電は、化石燃料を使用したクリーンで高効率な発電方式だ。
今後も燃費効率が高いGTCC発電設備の市場浸透に力を注いでいき、資源の有効利用と環境負荷の低減に貢献していく。
▼外部リンク
三菱日立パワーシステムズ ニュースリリース
http://www.mhps.com/news/20160107_02.html