国交省、排出ガス対策型建設機械へ新たに9型式を指定

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国交省、排出ガス対策型建設機械へ新たに9型式を指定

2015年12月28日 06:00

排出ガス対策型原動機の変更認定も発表

国土交通省は25日、第3次基準値適合の排出ガス対策型建設機械の指定、ならびに第3次基準値適合の排出ガス対策型原動機の変更認定を発表した。

作業環境改善と大気環境への負荷軽減を目指した取り組み

国土交通省では建設機械に関し、かねて排出ガス基準値を満たしたものを認定する取り組みを進めてきた。こうしたなか、同省では公道を走行しない建設機械について排出ガス規制を設ける「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」(オフロード法)を2006年度に制定している。

これにともない、同省では同法の規制対象外となる発動発電機等の可搬式建設機械およびエンジン出力が19kW未満の建設機械についても、同等の排出ガス対策が求められると判断。

計2つの規定・要領に基づく第3次排出ガス対策型建設機械の型式指定を実施することで、建設現場における作業環境改善、そして大気環境への負荷低減を目指している。

排出ガス対策型建設機械の累計型式数は582に

今回排出ガス対策型建設機械として新たに指定を受けたのは、日本車両製造の「発動発電機」等をはじめとする全9型式。これにともない、第3次基準値適合として指定を受けた排出ガス対策型建設機械の型式数は累計582となった。

また排出ガス対策型原動機では、ヤンマーの「3-3TNV88」および三菱重工業の「S3L2-EDL2M」という2型式が変更認定を受けた。指定状況の一覧や詳細などについては、国土交通省のWebページより確認が可能となっている。

▼外部リンク

 

国土交通省 報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/report/press/

国土交通省 排出ガス対策
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/constplan/

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