オマーンにて天然ガス液抽出設備の建設契約を受注、三井物産

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オマーンにて天然ガス液抽出設備の建設契約を受注、三井物産

2015年12月22日 15:00

プラント概要設備一式の設計

三井物産株式会社は、オマーン国営石油精製・石油化学公社であるOman Oil Refinery and Petroleum Industries Company SAOC(以下「ORPIC」)が実施した「Liwa Plastics Industries Complex」の入札に参加し、ORPICから天然ガス液抽出設備の建設契約を受注したと発表した。

オマーン国は産業多角化の一環として、プラスチック原料となるポリエチレン・ポリプロピレン製造事業を進めており、三井物産は天然ガス液を抽出する設備の建設を行うことになった。

契約内容はプラント概要設備一式の設計と機材調達、建設、試運転助勢役務などだ。

培ったノウハウを活用

三井物産はオマーン国においての陸上油・ガス田生産開発プロジェクト、オマーンLNGプロジェクトへ参画することにより、Salalah-2発電事業に出資参画している。

今回の受注については石油化学産業の発展に貢献する、最初のプラント建設案件となる。三井物産は豊富なノウハウや、オマーンでのインフラ事業実績を活かして確実な契約履行に貢献していく。

なお今回の受注については、韓国のエンジニアリング会社GS建設と共同だ。

【事業概要】
プラント概要:約670mmscf/日の生産能力を有する天然ガス液抽出設備一式
発注者:ORPIC Plastics LLC.
契約金額:約700百万ドル(約840億円)
納期:契約発効後43か月
(ニュースリリースより引用)

(画像はニュースリリースより)

▼外部リンク

 

三井物産株式会社 ニュースリリース
http://www.mitsui.com/jp/ja/release/2015/1215249

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