株式会社LIXILは12月16日、高性能樹脂窓「エルスターS」を開発し北海道では2016年3月15日から、東北より以南では5月1日から販売を開始すると発表した。
2013年にはアルミと樹脂のハイブリッド窓「サーモス2-H」、そして2015年にはハイグレードクラスの高性能ハイブリッド窓「サーモスX」と高性能樹脂窓「エルスターX」を発売している。
そして今回はスタンダードクラス(普及価格帯)の樹脂窓を全てリニューアルし、複層ガラス樹脂窓では国内最高ランクの断熱性能を実現した高性能樹脂窓「エルスターS」を発売することにした。
「エルスターS」は断熱性能を向上するために、フレームの見付部分を細くし、熱を通しにくい高性能なガラスの面積を最大化するというハイブリッド窓「サーモス」の設計コンセプトを作った。
それを元に「エルスターX」で開発した樹脂窓で業界一スリムなフレームを継承し、これまでと比較してガラス面積を約10%拡大した。
さらに見込寸法も拡大することによって、中空層(ホロー)を増やす多層ホロー構造を採用しフレームの耐久性と断熱性が向上した。フレームのデザインも一新し、美しい窓を作り出した。
LIXILでは2020年に改正される省エネ基準義務化を見据えて、住宅の省エネ性能の向上の研究・開発を進めている。
その一環としてLIXILは「窓のリーディングカンパニー」として、すべてのグレードにおいて窓の高性能化を促進していくことにしている。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
株式会社LIXIL ニュースリリース
http://newsrelease.lixil.co.jp/news/2015/010_door_1217_01.html?