東京ガス、北米でエネルギーサービス事業をスタート
東京ガスは12月17日、東レがアメリカに新設する工場向けに、エネルギーサービスを提供すると発表した。
エネルギーサービスとは、効率的にエネルギーを使用できるよう、施設ごとに最適なエネルギー環境を提案するサービス。エネルギー設備の設置から提供までをトータルで提供することで、経済的かつ効率的なエネルギー供給の実現を目指す。
今後、東レグループがサウスカロライナ州に新設する工場に、TGESアメリカがボイラなどの設備を設置し、蒸気などのエネルギーを供給することが決定した。
北米・東南アジアなど海外での事業展開に意欲
今回の事業を請け負うのは、東京ガスグループが、エネルギーサービス事業のアメリカ拠点として設立した子会社「TGES America Ltd.(以下「TGESアメリカ」)」。
サウスカロライナ州に新設される東レ工場のエネルギーサービスについて、東レグループと基本合意に達した。TGESアメリカ初の案件であり、東京ガスグループとしても、北米における初めてのエネルギーサービス事業となる。
東京ガスはエネルギーサービス事業の海外展開を積極的に推進しており、これまで東南アジアなどを中心にコージェネレーション設備などを提供してきた。今回の北米第一号案件の受注を皮切りに、今後は、東南アジアだけでなく北米でも、積極的に事業に取り組む方針だ。
(画像は、東京ガスのホームページより)
▼外部リンク
東京瓦斯株式会社のプレスリリース
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press.html