ミャンマーで産業廃棄物の受け入れインフラの整備
DOWAホールディングスは12月17日、ミャンマー初となる管理型最終処分場を完成させ、営業運転を開始すると発表した。
DOWAホールディングスの子会社であるDOWAエコシステムが、ミャンマーでの廃棄物処理事業会社として設立した「GOLDEN DOWA ECO-SYSTEM MYANMAR CO., LTD.」が請け負った廃棄物の最終処分場である。
経済開放政策が進むミャンマーは、日本を始めとする海外企業の進出が活発な国の一つとして知られる。2015年6月にミャンマーと日本が開発を進める「ティラワ経済特別区」の先行開発区域第1期の開発が終了するなど、企業進出環境が整いつつある。
ミャンマー初の国際基準準拠の最終処分場
その一方で、ミャンマーではこれまで、国際的基準にかなう最終処分場は開発されていなかった。
廃棄物処理システムは産業発展に欠かせない重要インフラであり、今回営業を開始する施設がミャンマー初となる。
廃棄物の最終処理のみならず、収集運搬、廃棄物の特質に適した中間処理やリサイクルなど、廃棄物管理サービスをトータルに提供する国内発の施設として、注目と期待を集めている。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
DOWAホールディングス株式会社のニュースリリース
http://www.dowa.co.jp/20151217.html