ラオスへ進出する顧客企業にサービスを提供
西松建設株式会社は、2015年8月に認可された、ラオス南部チャンパサック県の「パクセー・ジャパン中小企業専用経済特区」において、その開発運営会社の設立に参画した。
12月12日には、パクセーにて同開発運営会社の設立に関する調印式を開催。当日は、ブアタ首相府副大臣、ブントン・チャンパサック県知事、ケントン駐日ラオス特命全権大使を始めとして、日本側も含め多数の関係者が参列した。
参画の概要
同経済特区は、日系中小企業を対象とした初めての経済特区だ。特区の目的は、地元の雇用機会の増大と産業の発展に寄与することであり、最終的にはメコン川沿いの緑豊かな環境に配慮した、自然に優しい工業団地を目指す。
開発運営会社の名称は、パクセー・ジャパンSME SEZ開発株式会社。業務は、総面積195ヘクタールに及ぶ、パクセー・ジャパン中小企業専用経済特区の開発と、土地使用権の販売、運営である。
開発運営会社による、日系企業の要望に沿ったサービスの提供が、多くの企業の進出を促し、日本とラオスの友好関係の象徴となることに期待が寄せられている。
また、2015年3月に設立したラオ西松建設株式会社は、ラオスにおける日系ゼネコンとしては初の合弁会社でもある。
同社の設立に当たり、ラオス政府国家経済特区委員会、サイサナ・グループ、ラオ西松建設株式会社の合弁相手であるサワンTVSコンサルタントと、西松建設株式会社が共同で出資している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
西松建設 プレスリリース
http://www.nishimatsu.co.jp/