三社合同で検討委員会立ち上げ、相乗効果に期待
Lixilグループのジャパンホームシールド株式会社は、12月15日に兼松日産農林株式会社、アートクレーン株式会社、住宅地盤分野の技術研究について提携することに合意した。
大規模地震の発生が予測され、地盤に対する関心は、ますます高まっている。そのような中で三社は、住宅地盤に関する検討委員会を立ち上げ、中長期的な協力関係構築を目指す。
三社それぞれの強みを活かす
ジャパンホームシールド株式会社は、地盤調査及び関連業務、地盤補強業務、建物検査業務を主要な事業とし、地盤調査解析の実績が累計100万棟を超えるなど経験が豊富。専門分野の有資格者も多い。
地盤補強技術や液状化対策技術を強みとする兼松日産農林は、同社のジオテック事業部において、表層改良工法・柱状改良工法・鋼管杭工法・環境パイル工法などの各種認定杭工法による地盤改良工事や、各種地盤調査及び沈下修正工事を行う。また同社保有の地盤調査・工事データの閲覧システムも販売。
現場での施工技術にたけたアートクレーンは、地盤調査や、地盤改良における設計と施工を主な事業としている。
三社がこれまでに培ったノウハウを共有し、より安全・安心な住環境を提供することを目的に活動することで、起こる相乗効果に期待が寄せられる。
今後、合同で立ち上げる検討委員会の中で今後の連携について詳細を詰め、より高度な商品・技術の開発につなげる活動を行っていく。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ジャパンホームシールド プレスリリース
http://www.j-shield.co.jp/