海洋天然ガス生産設備新設計画で
新日鉄住金エンジニアリングは、12月10日、タイ現地子会社であるTHAI NIPPON STEEL & SUMIKIN ENGINEERING & CONSTRUCTION社(以下、TNS社)とともに、海洋天然ガス生産設備などを受注したことを発表した。
受注概要
このプロジェクトは、タイのPTTEP社が、6年間にわたり最大で25基のウェルヘッドプラットフォーム(以下、WHP)建設及び約165キロメートルの随伴海底パイプライン(以下、PL)敷設を実施する大型案件で、タイ湾アーティット及びボンコット鉱区に新設される計画だ。
新日鉄住金エンジニアリングは、海上でのWHP据え付け、PLの設計・調達、施工を手掛けるとともに、海上施工は、同社施工船「くろしお」又は「くろしお2」で遂行。一方、TNS社は、WHPの設計・調達・加工、既存WHP改造工事を実施するという。
なお、完工時期は、2021年6月を目指す。
タイのエネルギー産業に貢献
新日鉄住金エンジニアリングは、これまでタイ湾では、WHPを200基以上据え付けただけでなく、2,000キロメートル以上にのぼる海底PLを敷設した実績がある。
同社は、これからも豊富な知見と経験を活かしながら、PTTEP社からの受注を継続に努めるとともに、タイのエネルギー産業に貢献していく方針だ。
▼外部リンク
新日鉄住金エンジニアリング ニュースリリース
http://www.eng.nssmc.com/news/detail/48