東京都港区浜松町駅前を開発
国土交通省は、12月9日、都市再生特別措置法の規定に基づき、10月30日付けで日本生命保険、大林組から申請のあった民間都市再生事業計画を認定したことを発表した。
なお、今回認定したのは、「浜松町二丁目4地区B街区(仮称)浜松町駅前プロジェクト」だ。
プロジェクトの概要
今回のプロジェクトでは、東京の都市再生に貢献するべく、駅前の立地状況を活かした土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図る。
具体的には、駅改良と併せた歩行者広場や東西自由通路、歩行者ネットワークの整備、各交通機関の乗り換え動線の強化やバリアフリー化などを行うとともに、国際コンベンションホールの整備等による国際交流拠点の形成に取り組む方針だ。
なお、建物の面積は、5,395.40平方メートルを有し、地上29階、地下3階、塔屋1階。事務所、飲食店舗、物販店舗、集会場、サービス業を営む店舗等として使用される予定である。
駅前周辺の課題解決へ
開発計画地は、東京都港区の浜松町駅前という立地にも関わらず、歩行者側、自動車側双方に混雑が避けられない状況であったうえ、バリアフリー施設も整備されていないこと等が課題として挙げられていた。
なお、工事完了時期は、平成30年8月31日を目指す。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
国土交通省 プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001112732.pdf