東大と共同でプロジェクトを開始
株式会社LIXILは12月2日、東京大学大学院情報学環ユビキタス情報社会基盤研究センター長の坂村健教授の協力を得て、住生活においてIoTを活用していく「LIXIL IoT House プロジェクト」を開始すると発表した。
家と情報をつなぐ
これまでもLIXILでは、人やモノ、家が情報で結びついた「住生活の未来」について研究を行ってきた。2009年に研究を開始した研究施設「U2-Home(ユースクウェアホーム)」では、生活シーンに合わせて住環境をコントロールするなど、住まいでの生活について研究してきた。
「U2−Home(ユースクウェアホーム)」は、2009年から試作を開始し、2013年より築16年(当時)の既存住宅(SW工法住宅)をリフォームして現在の施設が作られた。
今回のプロジェクトでは社員モニターを活用した検証や、実証実験施設での検証などを行うことによって、住まいの中においてのIoTの可能性を追求していくことにしている。
まず第1フェーズにて構想・予備実験を行い、第2フェーズで実証環境を構築、そして第3フェーズで、実際に実証実験による有効性の検証を行って行く予定にしている。
LIXILは2020年までに「世界で最も企業価値が高く、革新的で信頼されるリビングテクノロジー企業となる」というビジョンを定めている。それに伴って、イノベーションを通じ住生活のあらゆるシーンで新しい「価値」を創造している。
▼外部リンク
株式会社LIXIL ニュースリリース
http://newsrelease.lixil.co.jp/news/2015/07