ベトナムの経済発展に伴って都市化が進む
株式会社日立製作所とHitachi Elevator Asia Pte.Ltd.が12月3日、ベトナムでは初の都市鉄道ホーチミン都市鉄道1号線の高架式駅舎向けに、エレベーター32台、エスカレーター31台、合計63台の昇降機を受注したと発表した。なおHitachi Elevator Asia Pte.Ltd.は、日立の東南アジア・インド・中東地域における昇降機事業の統括会社だ。
ベトナム最大の都市ホーチミン市は急速な工業化・都市化に伴って、道路交通量が急激に増大。問題が深刻化している。そのため早急に道路渋滞の解消や、環境の保全が求められている。
日本式のエレベーターを納入
そのためホーチミン市は、複数路線の都市鉄道建設を計画した。今回、日立が受注したのは、ホーチミン都市鉄道1号線の高架式駅舎向け昇降機だ。全長19.7km(全14駅)のうちの高架区間となる17.5km(11駅)にエレベーター32台、エスカレーター31台を2017年に納入する予定となっている。
日立は2009年8月から、ベトナムにおいて昇降機事業を開始。これまでに中・小規模の施設を中心として累計64台納入してきた実績がある。
今回の受注は、ベトナムにおける日立の昇降機の受注としては過去最大級であり、また、エスカレーターの受注としてもベトナムでは初となる。
【納入するエレベーターの概要】
定格速度:60m/分
積載質量:1,000kg
台数:32台
定員:15名
(ニュースリリースより引用)
定格速度:60m/分
積載質量:1,000kg
台数:32台
定員:15名
(ニュースリリースより引用)
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