世界最高水準のシステムを受注
川崎重工業は、12月2日、東京ガスエンジニアリングソリューションズより、世界最高の発電効率と、世界最高水準の低NOx排出量を誇る「カワサキグリーンガスエンジン」(KG-18シリーズ)2基からなるコージェネレーションシステムを受注したことを発表した。
システム概要
今回受注したシステムは、東京ガスエンジニアリングソリューションズが運営する、世界最大級の地域冷暖房センター「新宿地域冷暖房センター」の地下2階に設置。
発電出力7,800kW、発電容量1万5,000kW級のシステムから発生する電気は、新宿地域冷暖房センターおよび新宿パークタワービルへ供給され、排熱は地域冷暖房用の熱源として利用される。
同社は、システムの設計、発電機器の供給および据え付けからなる建設工事一式を受注。2017年の運転開始を目指してプロジェクトを遂行していく計画だ。
コージェネレーションシステムを増強
新宿地域冷暖房センターは、これまでも新宿新都心地区にある都庁舎や高層ビル等に、冷暖房や給湯用の熱を供給してきた。今回のプロジェクトは、システムの増強として、スマートエネルギーネットワークの強化を図るものと位置づけられている。
なお、同社は、今後も経済性、環境性に優れたシステムの提供を通じて、省エネおよびエネルギーセキュリティの向上に貢献していく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
川崎重工業 プレスリリース
http://www.khi.co.jp/news/detail/20151202_2.html
東京ガスエンジニアリングソリューションズ ホームページ
http://www.tge.co.jp/