従来の2倍の断熱性能と全地域で断熱水準を達成
株式会社LIXILは、高気密・高断熱・高耐震の独自パネル工法「スーパーウォール工法」を、さらに進化させた新工法「スーパーウォール デュアル」を開発。国内トップクラスの高性能住宅を実現した。
同工法は商品化を進め、2016年7月の発売予定だ。
スーパーウォール デュアル 100EX
同社は、2020年に義務化される省エネルギー基準を念頭に、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)の促進や住宅の高性能化に取り組む。
今回、新たに開発した工法は、「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」が提唱する断熱性能推奨水準「HEAT20 G2」を、全地域で超える性能を実現。
既存の充填断熱に対し、新たに硬質ウレタンフォームによる付加断熱を組み合わせた「充填付加断熱」により、同社従来品に比べ2倍の断熱性能や、建物の耐久性に関わる防露性能を向上させた。
製品ラインナップとして、スーパーウォールパネルの外側に50ミリメートルの硬質ウレタンフォームで付加断熱をする「100EX」と、内側に石こうボード9.5ミリメートルと、硬質ウレタンフォーム30ミリメートルが一体になったパネルを組み合わせた「100IN」を用意する。
また「100EX」は、フルオーダーのジャストカット。「100IN」は、石こうボードと一体になった断熱パネルで、現場での省施工にも寄与する。
同商品の取り扱いは従来と変わらず、スーパーウォール工法を熟知した、全国約9,000店舗の加盟店ビルダーのみとなる。
▼外部リンク
株式会社LIXIL プレスリリース
http://newsrelease.lixil.co.jp/