10月の受注総額は8,754億円
国土交通省は11月30日、「建設工事受注動態統計調査(大手50社 平成27年10月分)」を公表した。
これによると、10月の受注総額は8,754億円。非製造業からの受注が振るわず、対前年同月比で19.8%の下落。12か月ぶりの減少となった。
民間工事の受注高は5,681億円
10月における民間工事の受注高は、対前年同月比19.8%減の5,681億円。不動産業、サービス業、卸売業、小売業等が減少し、12か月ぶりに下落した。
非製造業が28.5%と大きく減少したのに対し、製造業は15.2%増。業種別では製造業、電気・ガス・熱供給・水道業、運輸業、郵便業などが増加した。
10月における公共工事の受注高は、対前年同月比16.7%減の2,439億円で、2か月ぶりの減少となった。国の機関、地方の機関ともに減少し、特に地方の機関の減少が顕著となっている。
また、10月の海外工事は、対前年同月比79.1%減の258億円。4か月連続で減少している。
(画像は、国土交通省の報道発表資料より)
▼外部リンク
国土交通省の報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/report/press.html