広い動作温度範囲、高レベルの耐振動性能
三菱電機は25日、建設機械などで利用される表示器向けの業務用カラーTFT液晶モジュール「DIAFINE(ダイアファイン)」タフネスシリーズに、新製品を追加すると発表した。
三菱電機によると、油圧ショベルをはじめとする建設機械などで表示器を用いる場合、屋外など厳しい温度環境に対応可能な広い動作温度範囲と、高レベルの耐振動性能が求められるという。
産業用カラーTFT液晶モジュールの用途が近年広がりをみせる中、同社ではこうしたニーズに対応する形で、10.4 型SVGAのTFT液晶モジュールを採用した「AT104SN11」を、産業用液晶モジュールのタフネスシリーズより新たにリリースする。
業界高輝度トップクラスの輝度 サンプル価格は150,000円
「AT104SN11」の特長は、三菱電機の調べでは業界トップとなる、1平方メートル当たり1,500cdの超高輝度を実現していることだ。これにより、屋外など明るい場所での視認性を確保することに成功した。
またタフネスシリーズの特徴である、マイナス40度~プラス85度の範囲を誇る動作保証温度に加え、加速度については従来製品の約7倍となる6.8Gに対応。激しい振動の加わる建設機械などでの利用をサポートする。
三菱電機によれば、この「AT104SN11」は12月1日より、サンプルとしての提供がスタート。サンプル価格は税抜き150,000円となっている。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
三菱電機 ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2015/