大建工業株式会社は、インドネシアに内装ドアを製造販売するため、現地企業などと合弁で、生産子会社のPT.Daiken Dharma Indnesia社を設立し、新工場を建設する。
新工場は、敷地面積19059平方メートル、建築面積8970平方メートルの規模で、2016年7月より生産を開始。当初従業員数約70名で、2020年度の生産能力は年間180000セットを予定し、年間売上高30億円を目指す。
同社は、創立70周年を迎え、10年後の2025年に向けた長期ビジョンにおいて、東南アジア地域を中心とした海外市場への事業拡大を掲げる。
近年、インドネシアは、世界第4位の人口と力強い経済成長の中、富裕層や中間層への住宅の開発が急速に進むと推測され、より高意匠、高品質な物件への関心が高まりつつあるという。
同社は、インドネシアで住宅建材の販売を拡大するため、2012年10月に首都ジャカルタに事務所を開設し、マーケティング活動を開始。また、2014年1月には、現地企業との合弁により、内装建材の施工販売会社PT.Suseta Daiken Indonesiaを設立。
同社の保有する技術やノウハウを生かした高品質な施工管理により、現地企業との差別化を図りながら、現地企業や日系ゼネコン、ディベロッパーなどに対して、内装建材の販売・施工の実績を積み事業基盤を整備した。
今回、新たに自社生産拠点を設立することで、製品の開発、製造、販売、施工までの一貫した体制を構築し、インドネシア市場での事業強化を図る計画だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
大建工業株式会社 プレスリリース
http://www.daiken.jp/