日本初の事例
川根スカイエナジーは、11月16日、市民共同出資による営農型太陽光発電システム(以下、ソーラーシェアリング)を、静岡県榛原郡川根本町内の農園に設置したことを発表した。
今回のように市民が共同出資した事例は日本初。NPO法人や「川根本町再生可能エネルギーによるまちづくり協議会」のバックアップにより、このプロジェクトは実現したという。
新発電所の概要
今回設置された「川根スカイエナジー第1発電所」は、農業の振興と発電による売電収益の双方を同時に得ることで、地元産業に貢献する発電所である。
静岡県の発電マン・ベリーズにより建設され、発電出力規模は12kW。営農型のため、パネルは地面から約3メートルの高さに間隔をあけて設置された。
隙間から光が地面に届くように設計されてることから、パネルの下部では、地元農産品であるブルーベリーの栽培を行うことができるという。
ソーラーシェアリングを推進
ソーラーシェアリングは、農業の振興と発電による売電収益を同時に得られる新たなシステムとして、全国で導入が進んでいる。
川根スカイエナジーは、今後も農地を活用した市民共同発電所の設置を推進していく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
川根スカイエナジー プレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/81355