受注額は20億5,340万円
荏原環境プラントは11月12日、岐阜県の西濃環境整備組合から「西濃環境保全センター 流動床炉基幹的設備改良工事」を受注したと発表した。完成は来春3月16日の予定で、受注金額は20億5,340万円(消費税別)。
西濃環境整備組合とは大垣市、瑞穂市、本巣市など3市7町から構成される組合で、「西濃環境保全センター」にて、各地域から発生する可燃ごみの処理を行っている。
2001年に大改造が行われたが、それから14年が経過し、施設の設備や機器に経年劣化がみられることから、今回の改良工事が決定した。
全国のごみ焼却施設の半数以上が、築15年以上を経過
改良工事では、受入・供給設備、燃焼設備、燃焼ガス冷却設備、計装設備などの設備更新・延命化を行い、省エネルギーで効率的な処理体制の維持を図る。改良工事後は、二酸化炭素の排出量を3%以上削減できるという。
現在、全国の都市ごみ焼却施設の半数以上が、築後15年以上を経過しており、老朽化が進んでいる。荏原環境プラントは、300施設以上のごみ処理施設の納入実績があり、現在も約80施設の運転管理業務を受託している。
(画像は、荏原製作所のホームページより)
▼外部リンク
株式会社荏原製作所、荏原環境プラント株式会社のニュースリリース
http://www.ebara.co.jp/news/2015/20151112.html