三社で新会社を設立
東燃ゼネラル石油、清水建設および静岡ガスの三社は、10月30日、「清水天然ガス発電合同会社」(以下、新会社)を設立したことを発表した。
なお、新会社の出資比率は、東燃ゼネラル石油が85%、清水建設が10%、静岡ガスが5%となっている。
プロジェクトの概要
新会社では、東燃ゼネラル清水油槽所内の敷地約13万平方メートルを活用した「火力発電所建設プロジェクト」の準備作業を、共同で進めていく。
具体的には、東燃ゼネラル石油は、新会社の業務全般を統括すると同時に、LNG調達方法などの検討事項について進め、清水建設は主に技術検討を、静岡ガスは環境アセスメントとそれに伴う渉外活動において事業を推進していく方針だ。
なお、新発電所は、天然ガスを燃料とするコンバインドサイクル発電方式で、発電規模は、最大約170万KW、運転開始時期は2021年を見込む。
今後の展開
今後は三社それぞれの強みを生かし、これまで培われた経験や知識を最大限に活用しながら、このプロジェクト開発を遂行していく計画だ。
なお、最終的な事業化については、経済性や国内外のエネルギー情勢などを総合的に判断して決めたいとしている。
▼外部リンク
東燃ゼネラル石油 ニュースリリース
http://www.tonengeneral.co.jp/news/
清水建設 ホームページ
http://www.shimz.co.jp/
静岡ガス ホームページ
http://www.shizuokagas.co.jp/