洋上風力発電設備を受注
三菱重工業とデンマークのヴェスタス社の洋上風力発電設備専業合弁会社であるMHI Vestas Offshore Wind A/S(MHIヴェスタス)は、ベルギーの風力発電事業者パークウィンド社が進める、出力16万5,000kWのノーベルウィンド洋上ウィンドファーム・プロジェクト向けに、出力3,300kWの洋上風力発電設備V112-3.3を50基受注したと発表した。なお運転開始は2017年の予定だ。
北海のベルギー沿岸の沖合いにノーベルウィンド洋上ウィンドファームは建設される。運転を開始した後は、年間約6億5,100万kWhのクリーンエネルギーを産み出していく予定だ。
15年間のフルサービス契約も締結
MHIヴェスタスは、パークウィンド社が行ってきた出力16万5,000kWのベルウィンドと、21万6,000kWのノースウィンド両方の洋上ウィンドファーム向けに計127基の洋上風力発電設備を供給してきた。
今回の受注については、発電設備において最適な稼働を行っていきつつ、顧客のリスクを最小化する15年間のフルサービス契約も含まれていることが特長だ。
このプロジェクトが完了すると、両社が共同で設置した洋上風力発電設備容量は50万kW超となる。ベルギーの北海に面した都市オーステンデにある現地事務所の技術者も、全ての設備に対し支援していくことになる。
▼外部リンク
三菱重工業 プレスリリース
http://www.mhi.co.jp/news/story/151027.html