日立造船、秋田メタン発酵ガス化バイオマス発電事業へ参画

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日立造船、秋田メタン発酵ガス化バイオマス発電事業へ参画

2015年10月23日 18:30

建設工事と運転管理業務を受注

日立造船は、10月21日、ナチュラルエナジージャパンに5億円を出資し、「秋田メタン発酵ガス化バイオマス発電事業」へ参画することを明らかにした。

これにより同社は、12月より秋田市向浜工業団地内に、メタン発酵ガス化バイオマス発電所を建設開始。また、完成後は、同発電所の運転管理業務を請け負うこととなった。

プロジェクトの概要

「秋田メタン発酵ガス化バイオマス発電事業」は、2017年7月の運転開始を目指して遂行。

具体的には、秋田市内のホテルをはじめ、食品加工会社、病院等から発生する事業系食品廃棄物を原料に、独自技術のWTMシステムでメタン発酵処理し、生成したバイオガスにより発電を行うことで、安定的な地域電源と施設の延命化に貢献する。

なお、同発電所の処理能力は1日当たり50トン、発電出力は740kWで、年間発電量は、標準世帯約1,130 戸分の年間電力消費量に相当する約523万kWhを見込み、発電した電力は、固定価格買取制度により東北電力へ売電する計画である。

環境・グリーンエネルギー事業を推進

同社は、近年、高効率ごみ焼却発電やバイオガス発電に力を注いでいる。

同社は今後も、これまで培った知見や経験をいかし、世界のトップメーカーとして、地域に貢献するとともに、資源循環型社会の実現を目指す方針だ。

(画像はニュースリリースより)

▼外部リンク

 

日立造船 ニュースリリース
http://www.hitachizosen.co.jp/release/2015/

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