住宅不動産資産価値保全保証協会が地盤データ公開
住宅不動産資産価値保全保証協会は10月21日、全国の住宅会社を対象に「BIOSCOPE表層模式柱状図」を無料で公開すると発表した。
「BIOSCOPE表層模式柱状図」とは、日本の国土を100メートルごとのグリッドに分割し、住宅建設予定地が位置するグリッド内の柱状図を表示する近隣地盤調査データである。
全国450万件の地盤データを活用したもので、柱状図には主に「推定土質状況」、「換算N値(最小値及び平均値)」、「自沈層の有無」の3つの情報が表示される。
「BIOSCOPEプレ地盤診断レポート」とセットで利用
「BIOSCOPE表層模式柱状図」は、今年2月に住宅不動産資産価値保全保証協会が開始したサービス「BIOSCOPEプレ地盤診断レポート」とセットで活用できる。
「BIOSCOPEプレ地盤診断レポート」の情報から地盤改良工事が必要だと判明した際に、「BIOSCOPE表層模式柱状図」を基に工事費用の概算見積書が作成できる。具体的な予算案を提供できるため、ユーザーが資金計画を立てやすいというメリットがある。
住宅不動産資産価値保全保証協会では、公開開始初年度の利用数として年間1万件を見込んでいる。また、「BIOSCOPE表層模式柱状図」は11月18日~20日に東京ビックサイトにて開催される「第37回ジャパンホームショー」にて、先着100社に進呈する予定だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
一般社団法人 住宅不動産資産価値保全保証協会のプレスリリース
http://prtimes.jp/11373.html
一般社団法人 住宅不動産資産価値保全保証協会
http://www.jfs-kyokai.jp/index.html