工場に蒸気タービン発電設備を設置
レンゴーは、10月16日、福井県あわら市の金津工場に、蒸気タービン発電設備を新設し、新たに売電事業を開始したことを発表した。
新発電設備の概要
「金津工場 蒸気タービン発電設備」は、三菱日立パワーシステムズが蒸気タービンを、三菱電機が発電機をそれぞれ手掛けて完成。
定格発電出力は3万7,830kWと、大幅に増強されたことから、工場使用電力の全てを賄うことが可能なうえ、既存ボイラの能力を最大限に発揮させることで、エネルギー消費の効率化を図ることができる。
また、地域電力会社に売電することで、地域の電力需要にも貢献するだけでなく、大阪市にある同社淀川工場の使用電力として託送するという。
環境負荷低減に貢献
レンゴーグループは、1909年、日本で初めて「段ボール」を世に送り出して以来、生産プロセスにおけるエネルギー消費や、物の流れの最適化に取り組んできた。
同社は、今後も、省エネルギーや省資源といった資源の効率的利用を重要と捉え、より大きな価値を生むパッケージづくりを目指すとともに、持続的な経済社会の発展と人々の豊かな暮らしを支えていく方針である。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
レンゴー ニュースリリース
http://www.rengo.co.jp/news/2015/