8月の出来高総計は4兆1,959億円
国土交通省は10月16日、平成27年8月分の「建設総合統計」を公表した。統計によると8月の建設工事出来高の総額は前年同月比4.1%増加し、4兆1,959億円だった。
内訳では民間工事が前年同月比6.5%プラスの、2兆4,785億円。公共工事は前年同月比0.8%プラスの、1兆7,173億円となっている。
民間工事では建築工事が2兆465億円で、前年同期比6.3%の増加。うち居住用建築工事は1兆2,929億円で、5.5%の増加だった。一方、土木工事は4,320億円となり、前年同月比7.3%増加した。
公共工事では建築工事が前年同期比0.8%増加の3,280億円。土木工事は前年同月比0.1%増加の1兆8,893億円だった。
関東地方の出来高は1兆4,071億円
地域別の建設工事出来高をみると、北海道が前年同月比5.1%増加し、2,739億円。東北地方は10.7%増加の5,722億円だった。
関東地方は1兆4,071億円で、5.9%の増加。このほか中部地方は4.8%増加の4,738億円。近畿地方は前年同月比0.2%増加の5,074億円となっている。
(画像は、国土交通省の報道発表資料より)
▼外部リンク
国土交通省の報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000563.html