今まで以上に本格的な画像変換に対応
サイバネットシステムは10月13日、計測データなどを可視化するソフトウェア「MicroAVS(マイクロエーブイエス)」の新バージョン、Ver.19をリリースした。出荷開始は12月10日の予定。
「MicroAVS」は、読み込んだデータをアイコン操作で簡単に2次元、3次元の画像や動画にして表示できるソフトウェア。材料、気象、環境、建築、土木、天文、宇宙など幅広い分野で活用されている。
Excelデータなどを直接読み込み
今回のバージョンアップでは数値データをより簡単に、かつ本格的に可視化したいというユーザーからの要望に応えたもので、Excelで作成したデータを直接読み込む機能を追加した。
これまでExcelデータを読み込むためには、一旦テキストファイルで出力し、ヘッダーファイルを作成する必要があった。バージョンアップ版では、専用リーダーを搭載。アイコン操作でExcelファイルを直接読み込めるのが特徴だ。
さらに、アニメータ2Dで作成した動画を保存する際の、出力フォーマットを増やした。これまでのAVI、MPEG形式に加え、新たにWMV、FLV、MP4での出力に対応している。
また、Professional版では外部アプリケーションからMicroAVSのスクリプトが利用できる機能も追加された。可視化メソッドのON/OFFや、可視化パラメータの変更など、今まで以上に詳細な命令をMicroAVSに送ることができる。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
サイバネットシステム株式会社のニュースリリース
http://www.cybernet.jp/20151013.html