JFEエンジニアリングら、福島県楢葉町で対策地域内廃棄物の焼却・減容化処理業務に着手

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JFEエンジニアリングら、福島県楢葉町で対策地域内廃棄物の焼却・減容化処理業務に着手

2015年10月12日 18:00

飛島建設と共同で、環境省の福島環境再生事務所より受託

JFEエンジニアリングは8日、福島県楢葉町にある対策地域内廃棄物の焼却・減容化処理業務を、飛島建設との共同企業体として受託したと発表した。発注元は環境省の福島環境再生事務所。

建設から解体までを担当 2020年3月までに業務完了へ

福島県内の各地区で各種廃棄物の焼却・減容化処理が進行している中、今回JFEエンジニアリングらが受託したのは、楢葉町において仮設焼却炉の建設・プラント運転管理・焼却炉解体を一括して行う業務だ。

建設予定の仮設焼却炉は処理能力200t/日のストーカ炉で、災害廃棄物および除染廃棄物といった対策地域内廃棄物が処理の対象。2016年秋には処理に取り掛かり、2020年の3月までに業務を完了する方針となっている。

経験を活かした業務で被災地の早期復興に貢献

JFEエンジニアリングは福島県内における同様の焼却・減容化処理として、これまでにも4件の業務を受託。うち南相馬市の案件については2016年夏の運転開始に向け施設の建設が進行中であるほか、葛尾村と南相馬市、伊達地方衛生処理組合の各案件については今年4月より順次仮設焼却炉の運転を開始し、処理を行っている最中だ。

今回の受託は、こうした同社が福島県内で受託する5件目の処理業務にあたる。同社ではこれまでの経験を活かして案件へ取り組むとともに、グループの粋を尽くした技術力で被災地の早期復興に貢献していきたいとしている。

▼外部リンク

 

JFEエンジニアリング ニュースリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2015/20151008085306.html

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