北秋田市の廃棄物・汚泥の集約処理施設を新設
荏原環境プラントは10月9日、秋田市から「北秋田市クリーンリサイクルセンターエネルギー回収推進施設建設工事」を受注したと発表した。
「北秋田市クリーンリサイクルセンターエネルギー回収推進施設建設工事」は、現在稼働しているごみ焼却施設及びし尿処理施設が老朽化したことから、北秋田市の一般廃棄物や汚泥を集約処理する施設を新たに建造するプロジェクト。
一日に50トンを処理、費用は49億8,000万円
新たな処理施設は、汚泥と可燃ごみを混焼させる「流動床式」の焼却炉が計画されており、16時間に25トン処理できる焼却炉を2炉設置し、一日の処理能力は50トンとなる。
汚泥の量や質の変動に臨機応変に対応し、常に安定した汚泥混焼が可能で、施設のライフサイクルを通じて、一貫したエネルギーマネージメントを実現するための技術提供を行い、長期にわたって安心して利用できる公共施設の建設を目指す。
建設地は北秋田市坊沢字大野宮後地内で、焼却の際に発生する余熱は施設内の給油や暖房に活用する。事業費は49億8,000万円(税別)、2018年3月30日の完成を目指す。
(画像は、荏原製作所のホームページより)
▼外部リンク
株式会社荏原製作所、荏原環境プラント株式会社のニュースリリース
http://www.ebara.co.jp/news/2015/20151009a.html