「変なホテル」に設置
東芝は、10月7日、ハウステンボスより自立型水素エネルギー供給システム「H2One(TM)」を受注したことを発表した。
なお、このシステムは、2016年3月にオープン予定のスマートホテル「変なホテル」第二期棟に設置される計画で、システムの小型化により、敷地面積が限られる場所への設置も可能だという。
システム概要
今回受注した「H2One(TM)」は、自然環境に配慮したCO2フリーの自立型水素エネルギー供給システムで、再生可能エネルギーと水素を活用し、ホテル・リゾート施設内のエネルギーを自給自足できるのが特徴だ。
具体的には、太陽光発電による余剰電力を利用して製造した水素を活用し、燃料電池で発電。ホテル1棟分の電力量を約1年間、賄うことができる。
水素関連事業に注力
東芝は、「H2One(TM)」がエネルギーインフラが十分整っていない地域においても活用できることから、今後、このシステムを、ニーズに合わせた「水素地産地消型ソリューション」として展開していく考えだ。
また、これからも水素関連事業に積極的に取り組み、水素の製造から利活用までを実現するシステムを開発していく方針である。
(画像はプレスリリースより)
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