加和太建設は10月6日、建築工事に必要な作業が一元管理できるクラウド型システム「IMPACT(インパクト)」の発売を開始したと発表した。
建設会社による設計開発であるため、各機能に現場の声や管理ノウハウが詰め込まれており、かゆいところまで手が届く実践的なシステムに仕上がっている。
「IMPACT」の主な特長は4つ。1つ目はクラウドで管理するため、いつでもどこでも利用できること。
2つ目は、誰でも簡単に利用できるように、Excel入力をベースにしたシンプルな設計であること。
3つ目は、作業の効率化とスピード化が実現すること。最初に行う工事登録や見積書の数字が全工程で使えるため、何度も同じ内容を入力する必要がない。
4つ目は、導入コストがかからず、バージョンアップも自動更新されること。価格は月額基本料金として1万円、さらに1人あたりの月額使用料2,000円で利用できる(価格はいずれも税別)。
現在、建設業界は人手不足、資材費や労務費の高騰など多くの課題を抱えている。この傾向は特に地方建設業で大きく、有効な打開策が見当たらないのが現状だ。
加和太建設も、同様の悩みをかかえていた。そこで、営業の原点に立ち返り、顧客満足を高めるための方策を模索した。そして得た解決策が、顧客満足度を向上させるために、建設現場に注力することだった。そのためには事務作業の徹底的なスリム化が不可欠であるとして、今回のクラウドシステム開発に至った。
(画像はプレスリリースより)
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加和太建設株式会社のプレスリリース
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加和太建設株式会社
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