新しい断熱システムを開発
東邦レオ株式会社は10月5日より、断熱システム「エコサーム(木造用)」の発売を開始した。
「外断熱工法」は建物の長寿命化と省エネルギーを実現することができるとして、欧米やアジア各国で普及が進んでいる断熱方法だ。
国土交通省では延床2,000平方メートル以上の非住宅建築物を新築する場合には、省エネルギー基準を満たすよう義務付ける方針を出している。
省エネルギー基準の最高レベルを上回る
今後は省エネ建築が増加していくなかで、東邦レオは国内最高レベルの断熱基準を上回る、外張り断熱工法「エコサーム(木造用)」を開発した。
エコサーム工法(木造用)は、建物の外壁に厚さ50mmの発泡プラスチック系断熱材を張り付け、室内側では柱と間柱の間にグラスウール断熱材を充填するという複合断熱手法だ。それによって省エネルギー基準において最高レベルを上回る断熱性能を確保することが可能だ。
建物そのものを断熱材で包む構造となるため、室内温熱環境を安定させ部屋ごとの温度差による『ヒートショック』を緩和する効果がある。また多彩な塗り仕上げによって、外壁の意匠性を高めることもできる。
価格は1平方メートルあたり9,800円からとなっている(材工共・仕上げ込み・役物別途・消費税別)。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東邦レオ株式会社
http://www.toho-leo.co.jp
プレスリリース(日経プレスリリース)
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=397306