新日鐵住金は9月29日、ハイパービーム「NSYP 345B」の受注が累計5万トンを突破したと発表した。
「NSYP 345B」は、高強度な外法一定H形鋼。従来品の強度を高めたニューモデルとして、2012年に発売した。
また、「NSYP 345B」を活用した工法として「梁端ウェブ補剛工法」、「幅厚比規定緩和工法」、「横補剛材省略工法」なども開発。「NSYP 345B」とこれらの工法を合わせた提案で、大型の物流倉庫を中心に、着実に実績を重ねてきた。

従来品の強度を上げて軽量化を実現したことに加え、低コストで実施できる工法の提案が顧客ニーズに合致したことが、「NSYP 345B」成功の要因といえそうだ。各工法の特徴は次の通りである
「梁端ウェブ補剛工法」は、梁端部のウェブをプレートで補強する工法で、強度を維持しつつウェブ厚を薄く仕上げることが可能だ。梁せいの高い大型物流倉庫などに適している。
「幅厚比規定緩和工法」は、スパンや荷重条件に応じた最適なサイズのハイパービームを用いることで、強度と耐震性能を確保する工法。主に、梁せいが750ミリ以下の商業施設やオフィスなどに適している。
「横補剛材省略工法」は、梁上の床スラブによる補剛効果を活用することで、施工コストを抑えたリーズナブルな工法である。
新日鐵住金では今後は大型物流施設に加え、医療施設、商業施設等などをターゲットに、「NSYP 345B」を積極提案し、さらなる売り上げ拡大を目指す方針だ。
(画像はプレスリリースより、横補剛材省略工法の図)
▼外部リンク
新日鐵住金株式会社のプレスリリース
http://www.nssmc.com/news/20150929_100.html