大和ハウス工業株式会社と野村不動産株式会社、住友林業株式会社の3社は、ベトナム社会主義共和国のホーチミン市7区のフーミーフンエリアにおいて、現地大手デベロッパーであるフーミーフン社と共同で、不動産開発プロジェクト「(仮称)ミッドタウンプロジェクト」を開始する。
「フーミーフン」エリアは、ベトナム最大級の高級住宅街。このエリアにおいて、日系企業による不動産開発は初めてとなる。
総戸数約2,100戸の開発を計画する大規模プロジェクトで、2期に分けて分譲マンションを販売する。
第1期の開発では、分譲マンション5棟、総戸数約1,100戸を開発。継続して第2期の開発を行う計画だ。
主な顧客ターゲットは現地企業の経営層や高度専門職に着く富裕層、およびベトナム在住の外国人などで国際的な高級住宅街への期待が集まる。
大和ハウス工業は、2011年よりベトナムにおいて、工業団地開発に参加。2012年からはアウトソーシング事業にも実績がある。
また、野村不動産は、2015年3月にシンガポールを東南アジアにおける不動産開発の拠点として事業展開中だ。
住友林業は、2010年より、ベトナムに現地法人を設立し、建設資材の製造・販売の実績を持つ。
現在、ベトナムでは経済発展とともに分譲住宅へのニーズが高まる中、2015年7月の改正住宅法が施行されたことで、外国人の不動産購入に関する規制が緩和され、さらなる住宅市場の拡大が見込まれている。
そこで、大和ハウス工業、野村不動産、住友林業の3社は、現地大手デベロッパーのフーミーフン社と連携し、現地企業の経営層やベトナム在住の外国人をターゲットとして分譲マンションの開発を行うことに合意した。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
大和ハウス工業株式会社 プレスリリース
http://www.daiwahouse.co.jp/
野村不動産株式会社 プレスリリース
http://www.nomura-re.co.jp/
住友林業株式会社 プレスリリース
http://sfc.jp/