2社と基本合意書をそれぞれ締結
北海道電力は、9月24日、関西電力ならびにマレーシア国営石油ペトロナス社の子会社であるMalaysia LNG Sdn. Bhd. (以下、マレーシアLNG社)との間で、LNG調達に関する基本的な契約条件を定めた基本合意書を、それぞれ締結したことを発表した。
なお、2社からLNGを調達することが、同社にとって、安定的かつ柔軟性のある燃料調達につながるとし、今回の基本合意に至ったとされる。

基本合意書の内容
同社と関西電力間の基本合意書の契約期間は、2018年4月1日から10年間。関西電力が調達する複数のLNGを、年間約20万トン購入する。
また、マレーシアLNG社との契約期間も同様に、2018年4月1日から10年間。マレーシア産LNGを年間約13万トン購入するというもので、マレーシアLNG社サラワク州ビンツルLNG基地より運搬されるという。
詳細条件を協議
2019年2月、石狩湾新港発電所1号機は営業運転開始をする予定。それに伴い同社は、LNGの調達に関する検討を進めてきた。
今後は、基本合意書に基づき、関西電力ならびにマレーシアLNG社とそれぞれLNG売買契約に関する詳細条件について、協議を行う方針だ。
▼外部リンク
北海道電力 プレスリリース
http://www.hepco.co.jp/info/2015/
関西電力 ホームページ
http://www.kepco.co.jp/