日本の高い売電収入に着眼
省電舎は、日本国内における太陽光発電設備施工に関し、シンガポールのGraess Energy Pte Ltd(以下、GES)と業務提携に向けた基本合意書を締結した。
GESは、ドイツの太陽光発電設備施工事業、及び同発電設備施工用の重機を保有する「GRAESSグループ」と、シンガポールの海洋掘削事業を推進する「SBI Offshore」との合弁会社。今回の協働については、日本の市場で太陽光発電設備を保有し、売電収入を得たいと考えるGES側から打診があったとされる。
合意内容
両社は、日本国内において協働して太陽光発電設備の施工、メンテナンス事業を推進したいとし、まずは、テスト案件として、協働して日本国内における案件を1件施工し、施工期間及び施工品質の確認を行い、その結果により、業務提携に向けた検討を進めることにした。
なお、テスト案件の検討、施工が円滑に進んだ場合は、今年度中に業務提携契約を締結することとなる。
業務提携のメリット
業務提携契約を締結することになった場合、同社はGESが日本国内において保有しようとする太陽光発電所の建設を共同で請け負うことが可能。
また、GRAESSグループが開発した独自の設計手法と、重機が利用できることから、同社は施工期間の短期化と、費用の大幅低減を図ることも今後はできるようになる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
省電舎 プレスリリース
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