冷蔵倉庫で国内トップクラスの施工実績
東亜建設工業は、9月17日、海外需要開拓支援機構、日本ロジテム、川崎汽船の3社共同出資による合弁会社「CLKコールド・ストレージ社」と、「CLK冷凍冷蔵倉庫新築工事」の契約調印を行ったことを発表した。
なお、2月20日、今回の事業における施工業者選定の入札が行われ、同社が提案した価格及び、冷蔵倉庫におけるトップクラスの施工実績が、今回の受注につながったとされる。

事業概要
この事業は、アジア物流事業展開の一環として、ベトナム・ホーチミン市郊外でコールドチェーンを整備するもので、新施設はビンズオン省タンドンヒエップB工場団地に建設される計画だ。
同社は、建築工事をはじめ、給排水衛生設備工事、空調換気設備工事、電気設備工事、冷却設備工事など、8種類もの工事を担当し、高品質な低温食品の流通拡大を支える冷蔵倉庫の建設に携わることになる。
なお、新施設の完成予定は、2016年7月を目指す。
継続的に事業を展開
同社は、ベトナムにおいて、港湾工事や発電所建設工事等の土木建築工事実績を多数有しているだけでなく、東南アジアを中心として、冷蔵倉庫建設工事も数多く手掛けてきた。
今後も日本国内のみならず、海外においても顧客ニーズに合った冷蔵倉庫の設計・施工の提案をすることで、継続的な事業展開に取り組む方針だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東亜建設工業 プレスリリース
http://www.toa-const.co.jp/company/release/