YKK AP 意匠性や開放感のある省エネ窓改修を可能に

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YKK AP 意匠性や開放感のある省エネ窓改修を可能に

2015年09月20日 19:45

ビル専用の窓改修 新カバー工法商品を発売

YKK AP株式会社は、業界初となる非居住ビル専用の窓改修カバー工法商品「SYSTEMA31Br」を、 9月30日より販売開始した。

近年、大量に電力を消費するオフィスビルにおいても、省エネ対策の推進が叫ばれている。そのような状況でオフィスの改装工事は、今後も活発化が見込まれ、窓ガラスの遮熱効果にも期待が集まる。

しかし、これまで窓改修に関する規格化された専用商品はなく、現場ごとにオーダーでカバー材を用意するため、部材面が大きくガラス面が小さくなるなど、意匠性の低さや開放感が損なわれる難点があった。

SYSTEMA31Brの特長

今回、新たに既設窓枠に新しい窓枠をかぶせるカバー工法を開発。従来の現場ごとに造作する工法と比べ、既設枠の不要な部分を取り除き、フラットな開口に新設枠を取付けるだけのシンプルな工法だ。

また、既設のサッシとの接合部を気密材化することでシーリングが不要。施工に掛かる工数削減を可能にした。使用するスリムな専用フレームは、改修前と同様の眺望性も確保する。

単板ガラスの窓を複層ガラスの窓へと改修するだけで、窓の断熱性は向上。ペリメーターゾーンと呼ばれる建物の窓や外壁に面した外気の影響を受けやすい箇所の熱環境を改善することは省エネ効果が大きい。

新たに「非常用進入口」でも換気ができる「換気付非常用進入口」も設定。換気時の安全性に配慮しつつ、非常時の外部進入を可能にした。

同社は市場ニーズに応じたこのカバー工法商品で、今後のビル窓改修市場の伸長を目指す計画だ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

YKK AP株式会社 プレスリリース
http://www.ykkap.co.jp/

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