大型石油化学コンプレックス建設プロジェクト
日揮株式会社の海外法人であるJGC アメリカ社が9月10日、米国ベクテル社、韓国サムソンエンジニアリング社と共同にて、PTTGC America社が米国オハイオ州で推進している大型石油化学コンプレックス建設プロジェクトに係わる基本設計役務を受注したと発表した。
このプロジェクトは、米国においてタイPTT Global Chemical社が主導する大型石化コンプレックス建設プロジェクトだ。

JGCアメリカ社と共同で展開
今回の基本設計役務の受注においては、米国エンジニアリング大手のベクテル社や韓国サムソンエンジニアリング社に加えて、保有するエチレンプラント建設において国内外での実績が高く評価されたものだ。
日揮グループは5年間の中期経営計画「NEW HORIZON 2015」を行っており、国内や海外グループ会社の相互連携によるEPCビジネス強化を推進している。
北米地域では今後も石化案件が多数出てくるものと見込まれており、JGCアメリカ社と共同で今後も積極的な営業活動を展開していく予定だ。
今後は安価なシェールガスを原料としてエチレンなど石油化学誘導製品を生産し、プロジェクトの実現を通じて増加する石化製品への需要に対応することを計画している。
契約先:PTTGC America LLC(PTT Global Chemical社のアメリカ法人)
建設場所:アメリカ合衆国オハイオ州ディリーズ・ボトム
契約:エチレン製造設備(100万トン/年)を含む
大型石化コンプレックスの新設に係わる基本設計役務
受注金額:非公表
競争スキーム:2グループによるFEEDコンペティション
建設場所:アメリカ合衆国オハイオ州ディリーズ・ボトム
契約:エチレン製造設備(100万トン/年)を含む
大型石化コンプレックスの新設に係わる基本設計役務
受注金額:非公表
競争スキーム:2グループによるFEEDコンペティション
▼外部リンク
日揮株式会社 ニュースリリース
http://www.jgc.com/jp/DisplayHtml/view/54