「常盤橋街区再開発プロジェクト」開始
三菱地所は8月31日、常盤橋街区の再開発プロジェクトの計画内容を発表した。開発予定地は東京駅日本橋口前に位置しており、敷地面積は3.1ヘクタール。
「大手町連鎖型再開発プロジェクト」の第4次事業として、今後10年をかけて段階的にA棟~D棟の4棟の開発を進めていく予定だ。
事務所、店舗などが入居するA棟及びB棟に加え、C棟には地下変電所施設、D棟には下水ポンプ場といった重要な都市基盤が含まれる大型開発事業となる。
このうちB棟は、高さ390メートル・地上61階建ての超高層タワービルとなる予定。現在国内で最も高い「あべのハルカス」の地上300メートルを超える規模となり、新たな東京のランドマークが誕生する。
超高層タワービルの完成は10年後
今後の計画では、まず今年度中に国家戦略特別区域計画の特定事業として審議を受けるなどの手続きを進め、内閣総理大臣による認定を受ける予定。
その後、翌2016年度は事業の認可、土地などの権利変更認可の手続きを進め、2017年度からD棟の着工を皮切りに本格的な再開発工事に着手する。
2018年度はA棟及びC棟を着工、2023年度からB棟建築に着手する計画で、全施設が完成するのは2027年度の見込み。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三菱地所株式会社のプレスリリース
http://www.mec.co.jp/j/news/archives/mec150831_tb_390.pdf