千代田化工建設株式会社とEzra Holdings Limited(以下、Ezra社)は、海中・海底(サブシー)関連の設計・調達・建設・据付業務を遂行するEMAS Chiyoda Subsea(以下、ECS社)を運営していくことについて基本合意を行ったことを発表した。
千代田化工は中期経営計画の中でオフショア・アップストリーム事業を成長戦略の1つと位置付けており、英国の海洋分野等のコンサル会社Xodusグループと資本提携、Xodus Subsea社の設立等着々と施策を実行してきた。
今回ECS社へ参画することによって、千代田化工はサブシー分野の開発・設計フェーズからEPCIフェーズ、さらにオペレーションフェーズまでの資源開発バリューチェーンという全てのフェーズを遂行できる体制を整えることができる。
その一方でECS社ではこれまで培ってきた実績に加えて、千代田・Xodusグループのコンサルティング・設計能力、千代田化工の顧客ネットワークや機器資材の調達力を含む大型プロジェクトの遂行能力を活用することにより事業を拡大していく予定だ。
Ezra社はEMAS AMCが持つサブシー関連工事専用の特殊船舶を運用することによってメキシコ湾やアフリカ、アジア等グローバルにサブシー関連事業を展開。
今後はEMAS AMCを母体としてECS社を設立し、千代田化工はECS社の株式取得と第三者割当増資の引き受けによって持分法適用関連会社となる。
ECS社はEMAS AMCの事業を継承して事業を開始・展開させていく。
▼外部リンク
千代田化工建設株式会社 プレスリリース
https://www.chiyodacorp.com/jp/media/2015/