人材サービス分野においてサーチ・ハンティングサービスを手掛ける株式会社プロフェッショナルバンクは20日、建設業における人材不足に対応し、同業界におけるサーチ・ハンティング活動を強化すると発表した。
復興需要や五輪特需によって各施設やインフラの建設が進みつつあり、中長期的な人材需要の増加が見込まれる建設業においては、人材確保におけるニーズが急速に拡大。2020年までに全国で15万人分のニーズが見込まれるほか、厚生労働省調べによる2013年12月段階の有効求人倍率は3倍を突破している。
その一方で、建設業を志望する求職者は不足しているのが現状だ。各事業主が人材確保において求める経験・技術のレベルが高いことに加え、業界就業者全体の高齢化により即戦力となる若手~中堅層が不足していることも、こうした傾向に拍車をかけている。
30代~40代のミドル層・技術職に特化したサーチ・ハンティングサービスを提供するプロフェッショナルバンクではこうした状況を踏まえ、このたび同社独自の人材ネットワークを生かしたサーチ活動の強化に着手。建設業における採用課題の解決に取り組んでいく。
今回の決定にあたり、同社では3名からなる建設業専門のハンティンググループを今年9月より発足。転職活動を行っている求職者層ではなく、非求職者層にあたる現職中の有望な人材を対象にヘッドハンティングを仕掛けることで、高度な技術や専門的な知識を有する即戦力となるような人材を確保する。
同社では2014年の実績で、既に建設業において26件に上るハンティングに成功。今回の活動強化を通じ、同社は専門グループによる初年度の売り上げで1億5000万円規模を目指す方針だ。
(画像はプレスリリースより)
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