女性の活躍を推進
国土交通省は、8月17日、今年度より新設した「『もっと女性が活躍できる建設業』地域協働推進事業」について、応援する地域ネットワークを選定したことを発表した。
なお、同省では、6月29日(月)から7月17日(金)の期間で支援対象を募集。16件の応募のうち、12件が選定された。
地域の建設女子を支援
今回選定された12件のうち、例えば、「北海道建設産業女性活躍推進協議会」は、北海道地域で「北海道における女性建設技術者・技能者の活躍推進事業」を行う。
また、「建築設備六団体協議会 設備女子支援ネットワーク」では、全国4ブロックで「建築設備で働く女性のための地域交流ネットワーク形成の推進」を行う等、12件の地域ネットワークそれぞれが、女性の建設業界進出をサポートする取り組みを行うとしている。
なお、今回の選定において、同省では有識者による選定委員会を設置した。選定委員として、鹿島建設や戸田建設をはじめとする5社の代表が参加し、審議を重ねたという。
5年以内に女性倍増
昨年8月、官民共同で、「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」を策定。
同省では、「5年以内に女性倍増」の実現を目指し、これからも官民一体となって様々な取り組みを行う方針だ。
▼外部リンク
国土交通省 報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/common/001100358.pdf