鹿島建設がジャカルタで取り組んでいる大規模開発事業「スナヤン・スクエア」の開発フェーズが、8月6日に完了した。今後は運営事業へとフェーズを移行し、2036年に政府への譲渡を行う予定だ。
「スナヤン・スクエア」は鹿島建設のアジア統括現地法人 カジマ・オーバーシーズ・アジアが、インドネシアの首都ジャカルタのスナヤン地区にて開発を進めているBOT事業である。
インドネシア政府から19万平米の国有地を借り受けてオフィス、商業施設、アパート、ホテルを複合開発するもので、建設から運営までを担う40年間にわたる大事業。
1996年のショッピングセンター「プラザ・スナヤン」の開業を皮切りに、アパート、商業施設、オフィスを次々に完成させ、ホテル「フェアモント・ジャカルタ」の完成により、開発フェーズが完了した。
スナヤン地区はジャカルタの中心街の南端に位置し、スナヤン国立競技場を中心とする緑豊かなエリアで、高級住宅街にも隣接している。
スナヤン・スクエアは高級ブランドが多数入居するショッピングセンター「プラザ・スナヤン」、高級コンドミニアムの「アパルトメン・プラザ・スナヤン」、オフィスビル「セントラル・スナヤン」などから構成されており、ジャカルタのランドマークとなっている。
今回完成し、グランドオープンを迎えたホテル「フェアモント・ジャカルタ」は、シンガポールの「ラッフルズ・ホテル」やニューヨークの「プラザホテル」、ロンドンの「サボイ・ホテル」といった一流ホテルを運営するFRHIホテルズ&リゾーツに運営委託した都市型の5つ星ホテル。
(画像はプレスリリースより)
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鹿島建設株式会社のプレスリリース
http://www.kajima.co.jp/news/press/201508/7a1-j.htm