空中農園を設置した収益住宅
2015年8月10日、千葉県に拠点を置く断熱材製造・販売大手のアトラス株式会社は住宅会社向けに同社企画の『2,000万円稼ぐ家』について発表した。
これは自社開発の空中農園『自動植物生育器シーパス』を設置することで生産性5倍、生産原価6割減を可能にする収益住宅で、アトラスでは普及に向け勉強会・セミナーも実施している。
さらに同企画では、苗の仕入れから販売までの包括的な支援を保証し、栽培した野菜について買取業者と年間契約が可能となっている。
省スペース・省エネで植物の自動生育
シーパスは2ユニットで3.9坪、年間生産は5万株で約500万円の利益算出を可能にする。省スペースであることから住宅の地下室や屋上スペースに簡単に設置でき、全自動植物栽培システムにより誰でも野菜栽培を開始できる。
アトラスはシーパスについて
「従来の植物工場と違い少ないスペースで生産性を上げて利益を出す仕組みで、家庭菜園を業務にしたパーソナルな植物栽培装置です。機能的で省エネ性や収穫性が高く、しかも投資コストの安いのが特徴です。」(アトラス株式会社プレスリリースより)
と述べる。
アトラスでは企画の詳細はウェブで発表しておらず、今後も勉強会・セミナーで普及を目指す。
▼外部リンク
アトラス株式会社 プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/69963